学校を長期欠席するときに届ける連絡文の書き方

ビジネス文書

新型コロナウイルスに感染したときの連絡は、感染防止対策によりメールやLINEを使った文章で送ることになると思います。また急な長期入院や一時留学など、学校を長期に欠席する場合は取り急ぎの報告のため、頭語や時候の挨拶は省略するなど、連絡文書の書き方のポイントを紹介します。

学校を長期欠席する連絡文の書き方

学校を長期に欠席する連絡文の基本構成としては、【1】日頃からの感謝の言葉【2】欠席の理由【3】欠席中の過ごし方【4】今後のお願い。どのような内容であれ学校への連絡は、事実に沿ってその連絡理由を明確に記載しましょう。また、わかりやすく簡潔にまとめることを心がけることがポイントとなります。

例1.学校を長期欠席にするときの連絡文(新型コロナウイルス感染変)

前略 いつも太郎がお世話になっております。
さっそくですが、新型コロナウイルス濃厚接触者となり、昨日PCR検査を行ったところ、陽性の結果となりました。保健所の指示より、無症状のため2月20日まで自宅療養をすることになりました。
家族全員、濃厚接触者となりましたので、今後の連絡は電話かメールとなりますので、ご了承ください。
療養中は、自宅で自習的に勉強を行います。また、規則正しい生活を行っていきたいと考えております。
復帰後は、今まで通り楽しく通えるようにご配慮をお願い申し上げます。
今後もご指導をよろしくお願いします。
早々
令和6年2月10日
3年1組 山田太郎
保護者 山田一郎
山田花子先生

例2.学校を長期欠席にするときの連絡文(一時留学)

前略 いつも太郎がお世話になっております。
このたび、息子をカリフォルニア州ロサンゼルスへ一時留学させることになりましたので、取り急ぎお知らせします。
アメリカへの留学は私たち夫婦の希望で、日本しか知らない息子に、早いうちに英語圏で過ごして、外国の文化を知って欲しいとの願いから決断した結果でございます。息子の留学は半年ほどで、9月の新学期からを予定しております。
どうぞ、よろしくお願いいたします
早々
令和6年2月10日
3年1組 山田太郎
父 山田一郎
山田花子先生

ワンポイントアドバイス

必須記入事項は、学年とクラス、生徒指名、保護者氏名、日付、宛名です。何の届け出か、その理由を簡潔に書きます。詳しい事情を知ってもらいたい場合は、今回の例文のように手紙形式にします。
子どもが日頃から世話になっている先生への文章なので、丁寧で礼儀正しい言葉づかいを心がけましょう。

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